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キライな自分をやめるために【ワイレレのロミロミ体験記vol.25】

アロハ、スタッフのワイレレです🌈

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タロイモ畑で受け取ったメッセージ  HHJ2019【vol.23】
愛・感謝、愛・感謝、愛・感謝【vol.24】

昔、星占いをしてもらったら、こんなことを言われました。
 
 
『面白い事が分かったんだよ。 (星占いによると)あなたは、野生児なんだって。』
 
 
野生児?!
 
野生児をグーグルで調べると、
<なんらかの原因により、人間社会から隔離された環境で育った少年・少女のこと>
と出てきます。
 
…えーと、私、ちゃんと人間の親に育てられ、人間社会で生きてきたはずだけどなぁ。
 
 
よくよく説明を聞くと、
 

<野生児っぽい>
という意味で使っていたんだと思いました。

 
 
野生っぽい、ワイルドな、野生を感じさせるような、女?
カッコイイ!
私ってそんな雌豹タイプの女だったかしら?
 
 
…いやいやいやいや、面白いほど思い当たる節がない。(笑)
どちらかと言えば、カタツムリとか、リスとか、平和な生物の似合う人間だと思う。
 
この<野生児>  に全然ピンと来ないまま、
でも完全否定もできず、心のどこかにそれがあるような気がして、ずっと引っ掛かっていました。
 
自然に自分らしくいることを、なんでこんなに難しくしてしまったんだろう。
 
 
 
母の影響で、  学生の頃からテニスを始めた。
長い間やってるだけで、特に上手いわけでもない。趣味程度で続けて社会人になって、友人の紹介で、あるサークルに参加することになった。
 
そのサークルは、ガチで学生時代にやっていた人が集まっていて、みんなが自分より格段に上だったから、迷惑かけたらあかんなぁと思って一所懸命やってたけど、実力の違いは歴然。
 
 
何となく肩身が狭くて、だんだんそこでやるテニスが楽しくなくなる。
テニス後の飲み会も、何だか引け目を感じてあんまり喋れない。 楽しくない。
ただ、みんなの話をちっともおもんないと思いながら笑顔で聞き流し、そこに居る。
 
一緒のテーブルに座った女子2人。
2人で何か喋っていたけど、思い切って話しかけてみた。
 
 
「あのぉ、こういう時ってどうしたらいいと思います?」
机を隔てただけの私と彼女たちの距離。
2人ともその会話をやめず、こちらの方も見ず、ずーっと2人で喋り続ける。
 
 
私→見つめ続ける。
 
相手→喋りを止めない。
 
私→「…」
だー、おもんない。早く帰りたい。
でも、帰るとも言い出せない自分の不甲斐なさよ。。
 
 
ただ、居心地が悪い。
ただ、我慢。
 
 
 
だって行かなくなったら、我慢もできない自分になる。
自分のダメが一つ増える気がする。
 
『あぁ、 嫌われてんなぁ。』
 
 
そう思う一方で、彼女たちを羨ましいとも思う。
敵ながら、大した気の強さよ。
 
それからも、やめればいいのに、わざわざ我慢してそのサークルに通い続ける。
全然行きたくないけど、行く。
 
 

我慢って、美徳だ。
我慢せず逃げるなんて、負けたみたいで悔しい。
 
そんな風にずっと思っていた。
必要な我慢だったのか、不必要な我慢だったのか…
 
 
真顔学校に行く。
 
真顔1人でも全然平気なのに、友達と一緒に行動する。
 
真顔義務教育を含め十数年、座って授業を受ける。
 
真顔トータル15年、会社に行く。
 
真顔会社のおやじが「今日は生理か?」って小声で話しかけてくる。
「気持ち悪ぃな」って唾吐いて、髪の毛をむしってやりたい衝動にかられる。
 
真顔忙しくてトイレに行けない。
 
真顔嫌われているけど、嫌いだけど、うまく付き合う。
 
 
これらができてしまうと、 世間は『普通の子ども』又は『社会で通用する立派な大人 』 だと判断するように思う。
 
だんだんそれが当たり前になって、全ての行動についてくる我慢に鈍感になる。
最終的に、何を我慢しているのかも分からなくなる。
 
我慢してない人なんていないもんね。
それは、普通の事。それは、通常運転。

初めて窮屈に耐えられなくなったのは、会社に入って4年目のこと。

 
当時初めて勤めた会社には制服があって、通勤の時の服装は自由。
自由…のはずなんだけど、周りを見るとみーんな地味。
周りの女子の服装から、ジーンズはダメとか、派手な服はちょっと…とか、色々な無言の思いや、ルールを感じる。
 
他部署との兼ね合いから、1日の業務の中に締めの時間がいくつもある。 
 
毎月数回、部署で飲み会がある。おやじに酌して、自腹。何の修行?  
 
毎年、春にはスポーツ大会、秋には運動会がある。
運動会の3か月前には出し物の練習で、仕事終わりから練習させられること3時間/日。帰らせてくれ。
 
正月休みは短い。休み明けにすぐ会うことになる会社の人に年賀状を何十枚か出す。
これからずっと付き合っていきたい人なんて、その中のたった1人か2人なのに。
 

ひとっつも面白くない社会のルーチンを4年繰り返して、思った。

窮屈。

5年目に、辞めることにした。
前から行きたかった中国に行くことにした。
 
 
大きな大陸、 大胆な汚染、 八角の匂い、好き勝手デカい声で自己主張する人たち、散らばったピーナツの殻、汚さが振り切ってるトイレ、列の横入り上等、ムダ毛という名のつく毛は伸び放題。
 
 
 
毎日が刺激的 、毎日が面白い、毎日が自由。
自己主張してナンボの人たちに引きずられ、自分もデカい声で主張することを覚える。
 
ある日、理不尽な事を言い出す中国人に、エセ中国語を並べて怒りながら喋り続けていたら
あの中国人が、ドン引きしながら黙る…
 
やり過ぎたか。反省。
 
あれ?
自分らしくいることを、難しいとか思ってなかったっけ?

 
数年前、ハワイのクムカレン*の元に行っていたともこ先生が、私にメッセージをくれた。
 

「 クムカレンがね、ワイレレはフリースピリッツなんだって言ってたよ。」

 
 
フリースピリッツ?
自由な精神?
 
辞書で調べると、こんな解説が出てきます。
 
 
『社会が通常と思っているやり方よりも、自分の思い通りに生きる人のこと』
 
 
 
うーん。真逆だ。
どこぞの変わり果てた自由気ままのアーチストじゃあるまいし、 そんな魂持ってない。
社会のルールにだけ乗っ取って生きてきたと思ってるのに…
 
あ。。。そういえば昔、野生児って言われたことあるな。
 
これと、似てる。

 
自分に劣等感を抱いたり、社会のルールや他人の事を気にしすぎて、一言も話ができなくなったり、自分が表現できなくて身体が重たくなる。
 
本当は窮屈でしょうがないのに、我慢ばっかりしてると、本当の自分を見失う。
 
いい大人なのに… いや、いい大人だからか…
我慢することに慣れてしまって、何を我慢してるんだか、分からなくなってしまった。
 

 
ハワイヒーリングジャーニー*で出会ったカフ(神官)達。 
彼らは自然に敬意を払いながら 、自然と共に生きている。
 
祝詞をあげ、
 
神様やご先祖様の存在を感じ、
 
風を感じ、
 
波を感じ、
 
耳を澄ませ、
 
山や空を見上げ、
 
自然の中にいる。
 
 
 
 
カフ達は『自分らしく生きる』の塊みたいな人たちだった。その人たちに囲まれて過ごした5日間。
ハワイでカフがお茶目な笑顔を見せながら、声高々に言っていた言葉がリフレインする。
「I love me, I don’t need you! 」
 
 
日本語に訳そうと思いましたが、英語はムズカシイ。
良い訳し方が思いつかなかったけど、私なりに受け取った意味は、
 
 
自然に、自分らしくいる自分が好き。 
「you」 = 気を使って、我慢して、自分らしさを曲げて、自己否定して、本音を隠して、我慢して、そんな事をしないといけないような原因全て
は要らない!
 
 
 
とても衝撃的で、とても力強いメッセージが含まれている言葉。
 
自分らしくいることをいつでも自然にできるようになったら、それはどんな自分なのか。
そこにどんな景色が広がっていて、どんな人が傍にいるんだろう。
 
 

(補足説明)

星クムカレン Kumu Karen Leialoha Carroll星

ハワイの伝統に基づいたロミロミの継承者であり、偉大なヒーラーです。
2019年9月9日にそのアロハに溢れた生涯を閉じました。
 

星ハワイヒーリングジャーニーとは星

普段の生活を離れ、ハワイの文化を感じたり、新しい出会いや心に響く出来事を感じながら、自分自身を見つめていく、ハワイで過ごす5日間の癒しの旅です。

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