見えない悩みに耳を澄ませた 7【ロミロミ体験記vol.32】

アロハ、ワイレレです🌈

運動会のかけっこで走っていたら、皆が見ている前で思いっきり転んでしまった事があります。
その時に強烈に覚えているのは、

格好悪くて、
恥ずかしくて、
擦りむけた膝が痛くて、
何となく惨めな気持ち。

こんな思いから、失敗するのは良くない事、嫌なもんだと思っていました。

ある日、「失敗は成功のもと」という言葉を習いました。
沢山失敗して、だんだんとこの言葉の意味を実感しました。

失敗したら次に生かせばいい。

そう思っているはずなのに、失敗するのが嫌なのはずっと変わりませんでした。
その理由をずっと、恥ずかしくて、惨めになるからだと思っていました。

確かにそれもそうなんだけれど…

改めて覗いて見たら、
いつのまにか
失敗したくない大きな理由がもう一つ出来上がっていました。

その日から、クムにも沢山アドバイスをもらい、練習を重ねた。
だんだん慣れたのか、緊張の涙は出なくなった。

「よっし。とりあえず泣かなくなっただけでも儲けもんだ」

なんやかんやで必死に練習して、講座当日になった。
今日の目標を確認する。

「参加してくれた人に、何か一つは良かった、面白かったと思うものを持って帰ってもらう」こと。

そう思って、気合いを入れて出かけた。
今日の参加者は5名。講座時間は2時間。最初にロミロミの事、呼吸の事を説明して、そこから皆でセルフロミロミをする流れだ。

よし、いざ、行かん!!

でも…、その5人を目の前にした瞬間、完全に怯んだ。

『うぅわぁ。当然だけど、みんなこっち見てるわ。仕方ないんだけど、、見ないで欲しい!色々喋る事は準備してきたけど、ど、どないしよう。』

そんな事を思ってるから、何を喋ったらいいか、順番もぐちゃぐちゃ、それに伴って頭もぐちゃぐちゃ。早々に白旗を上げて切り上げる選択をする…。

はぁ。。

前半そんなグダグダで終えてしまった。
せめてセルフロミロミだけはどうにか良かったと思って帰って欲しいと願って、それだけを考えて気合いを入れてやる。

終わってから、参加者に
「手が温かくなった」とか「声が凄く気持ちよかったよ」とか、飛び上がる程嬉しいコメントをもらった。

少しホッとして、窓から空を見上げた。

鳥がたくさんきて、鳴いていた。穏やかで温かい空気が部屋の中だけでなく、建物全体を包んでいるのがわかった。

沢山の大きなサポートが、沢山のマナ(エネルギー)が、確かにここに届けられているのを強く感じた。


講座の日の翌日から、自分の心の中で反省会が始まった。
あぁ、今思えば、講座の最後に確かに感じた、あの温かいサポートの中にいた感覚は何処へ行ってしまったんだろう…。

そんな事無かったみたいに、欠けた所、無惨に失敗した所ばかりが頭を埋め尽くして、膨らんでいく。

この反省会には終わりがない。悶々と永遠に繰り広げられる。

予定していた時間より大分早く終わってしまったテイタラク。
準備した話がきちんとできなかったテイタラク。
それなのにお金もらって良かったんだろうかという、後悔のような思い。

駄目だった事をひたすら並べて、「できなかった、できなかった」と呟いて、気持ちが重たい日々を過ごしていた。
横でそれを見ていた夫が、

「そんなもんやろー。一回目から上手くできると思ってたん?とんだ思い上がり野郎やな。そやけど、10あるうちの2~3個は伝えられたと思うなら、それは良かったんじゃないの?」

「うん…。そうやねんけどな。全くそうやねんけどな…。」

全くもってそうだから、後の言葉が出てこない。

あの時立てた目標「参加してくれた人に、何か一つは良かった、面白かったと思うものを持って帰ってもらう」は最低限達成してるんだから、出来なかった事は、次に活かせば失敗じゃない。

失敗どころか、経験の一つになることなのに。
頭では分かっているはずなのに、自分を責める反省会は毎日無意識に開かれる。

反省会を開くと漂うあの臭いは、鼻が麻痺したのか、気持ちが麻痺したのか、最近はもうしなくなっていた。
自分を責めることに、ただひたすら集中していたのかもしれない。

何で、今まで以上に自分を責めるような事になってしまったんだろう。

途中まで登ってきたこの糸は、こんな思いに繋がっていたんだろうか?

糸を握りしめたまま、登るのを止めてぶら下がっていた。
上を向いてその先を見ようと思っても、まっ暗で何も見えない。

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