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自己否定の涙の止め方 ハワイヒーリングジャーニー’18 【ワイレレのロミロミ体験記vol.17】

アロハ、スタッフのワイレレです🌈

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感情のコピーロボットは迷惑千万【ワイレレのロミロミ体験記vol.14】
固定観念の回し車とハムスター 【ワイレレのロミロミ体験記vol.15】
ハワイヒーリングジャーニー2018 ~将来の夢は大人になってもつきまとう~【vol.16】

今回のブログは、少し悲しい話から始まりますが、
後半盛り返しますので是非最後までお付き合いくださいちゅー

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何で自分の考えを人に話そうとするだけで、涙が流れてくるんだろう。

私は昔から、自分の本心を人に話すのがとても苦手です。
自分でも不思議なのですけど、自分の気持ちや本心を話そうと口を開いて喋り出そうとすると目がウルウルしだし、口が重たくなってパクパクして、喉が詰まって、なかなか思ってるように話せない。

話を聞いている相手は、「またか」って思って話すのを待ってくれるか、

冷静に、「えーと、何で泣いてるのかしら・・・攻めてるわけじゃないんだけど。。」と聞いてきます。

「そんなのわかっとるわい。でも止められへんねんから仕方がなかろうも!」

まさかの逆切れです….真顔

一丁前に逆切れはするのに、結局話ができないのです….

長い事この自分の変テコな習性と付き合ってきて、分かってきたことがあります。

人に話を聞いてもらう時に必ず感じる劣等感。自分の事を、他人よりも下だと勝手にランク付けてるのが原因ちゃうかと。

他人様が自分の価値のない、つたない、どうでもいい話を聞いてくれてるっていう、ある種感動ともいうべき感情が体を駆け巡って、同時にその感動と同じくらいの大きさの緊張も走る。緊張と感動の涙。

自分を人より下、価値のない人間だと思うようになったのは、せいだと思います。

というのは、本物の、有難い、尊い、イケてる神様の事ではありません。

ここで言うというのは、学校の先生の事です。(もう信仰はやめたので、偽物には”様”はつけませんもぐもぐ

ちょっとした大人になるまで、学校の先生の事をみたいに思い、深く信仰して生きてきました。

彼らの言っていることは全てが正しい。従わないといけない。できれば気に入られたいし、ほめられたら本当に凄い事! そう思って疑わなかった。そうやってずっと先生に接していました。

小学生の頃、私のクラスの担任は、生徒みんなから人気があり、信頼されている先生でした。

熱血で、自分のクラスの生徒が一番だと、日々口に出して言っていました。
それを毎日聞いているうちに、本当に自分のクラスが最高なんだと思い込むようになりました。

「隣のクラスは掃除せんダメなとこあるけど、うちのクラスは掃除もできるし、なんて良いクラスだ!」

と言っては生徒に率先して掃除をさせ、

「運動会も1位を目指して頑張るぞー!」

と言ってはどの競技も死ぬほど頑張らせ….
もしこの先生が壺か布団セットを売ってたら、何個も買っていたと思います。

1年間、こんな感じでこの先生の言う事を絶対だと信じて過ごしてきました

翌年、クラス替えがあり、担任は別の先生に変わりました。
もう自分の担任ではなくなった熱血先生。でも私の中で信仰はまだ続いていました。

ある日、その先生が、新しい自分のクラスの生徒に囲まれながらワイワイと学校近くの歩道を歩いていくのに鉢合わせしたことがありました。

それを見て、思わず目を伏せて、がまず思ったのは、

「あ、裏切られた….」

でした。

付き合ってる彼氏が他の女と手をつないで仲良く歩いていたのを目撃した、そんな時の気持ちに近いと思います。嫉妬と裏切られた悔しさの混ざった感情。

先生は、そのまま生徒達と談笑して歩きながら、私を無視して通り過ぎて行きました。

通り過ぎた瞬間、今度は先生から自分の存在を無視された悲しみがこみ上げてきました。

そのままトボトボ歩きながら、

「あー、そうか。自分のクラスの生徒じゃないと、話をする資格もないのか。目にも映ってない事にされるんだ。」

である先生に、無視された。

この小さな出来事で、自分の存在をなかった事にされたように勝手に思い込み、

『自分に価値がない』と烙印を押してしまった。

そうしたら、自分の考えをないがしろにしたり、人に意見を言うのが恥ずかしいと思うようになっていきました。

ここら辺で、先生=神信仰をやめりゃいいのに、何故かやめる事すら思いつかなかった私は、それからも年月をかけて自分自身の評価を落としていきます。

高校生になっても…

部活の顧問の太った先生。

試合直前、すれ違いざまに、私に向かって急に吐き捨てられた言葉があります。

「ダラダラ試合したら承知せんぞ!!ブタブタ

ぎょっとしながら振り返り、その先生の背中を眺めながら、

「え?ダラダラなんてしてるつもり全然ないけど・・・。どうしよう、そんな事、今言われても、え?ダラダラって何?え?え?」

試合中ずっと頭の中をグルグルさせ、動揺のせいか試合にも負け、

『自分は試合にも勝てない、ダラダラした人間だ』って思い込むようになったり。

思えば、学生時代の全てをかけて、全力で自分の自信を削ぎ落し、
いつの間にか意見を主張する価値のない、ダラダラした人間だと深く思うようになっていったのだと思います

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星ギフトの話

「あのね、誰でも神様からギフトを授かって生まれてきているのよ。」

ハワイに到着した日の晩、テーブルを囲みながらクムが優しく話し始めました。

「一人一人、神様から違うものを授かって生まれてくるの。それを理解していきていくと良いのよ」

そう言って一人一人のギフトについて順番に話をしてくれました。

まだクムと会ってから数時間しか経ってないし、会話は英語なので自分達の事を伝える事だって一苦労なのに、クムの話は参加者それぞれの本質をついていると感じましたし、とても驚きました。

「ワイレレ、あなたは人に楽しみ(fun)を届ける、人に喜びをもたらすというギフトをもらっているのよ。」

ゴクッ。

(こんなん言われたら絶対泣いてまうねん。あかんねん、知ってんねん、あかんねん、あかんねん。止めな!!!)

息をのんで、ついでに止めて、やがて歯もかみしめて、目がウルウルして、鼻の穴がヒクヒクするのを必死で我慢すること3秒・・・ダム、決壊!

涙が溢れまくります。

クムの言葉が脳内で響いています。

自分の意見も言えなくなる位、価値のない人間だと思い込んで、目立たぬように、空気を吸い過ぎないように生きてきた自分に、そんな素敵なギフトを持ってるのよって教えてくれるんです。

そんな素晴らしいギフトを神様からもらってこの世に生まれてきたのに、
全然気が付かずに、自分で自分を卑下して価値のない人間だと思ってたんだ。

なんちゅう罰当たりや…。

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夜ごはんを食べた後、皆でお庭に出て月を眺めました。
まん丸のお月様を、口を開けながら上を向いて眺め、みんなで

「キレイだねぇ。」

って言い合って、少しでも綺麗に思い出に残そうと、何度も何度もシャッターを押す。

星も見える。

風にマナ(エネルギー)がある。

お庭から見える山にオーラがあるのがわかる。

自分の指からマナを出して見てみる。出したり、止めたりして遊ぶ。

生ーきーてーるーー!! 

そう思って涙がでる。

自分自身、そして自分の感覚を大事にするって、こういう事なのかも知れません。
日々の生活で、人の目を気にして物を考えたり、自分の感情を押し殺していると、
本当は何を感じているのか、悲しいのか、怒っているのか、楽しいのか、何をしたいのかも分からなくなってしまうけど、
自分に与えられたギフトを理解すると、まるで背筋がシュッと伸びるように自分の中に一本、筋が通ったような気がしました。

もう、価値のない人間だって思う必要もない。
自分の感情や感覚を大事にしていこう。やっと心からそう思えた気がしました。

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