見えない悩みに耳を澄ませた 2 【ロミロミ体験記vol.27】

アロハ、ワイレレです🌈

全く反対の2つの選択肢を目の前にして、どちらを選ぼうか迷ってしまう。
そんな時、頭の中で天使と悪魔が変わりばんこで囁いてきて、綱引きが始まること、ありませんか?

そうやって迷うわりに、実は選ぶ選択肢はいつも同じだったりします。
いつもは選ばないもう一つの選択肢が、とても魅力的で、楽しそうで、気になってしょうがないのに…。


人はその人が身を置く”場”から役割を感じて生きている、と思う。

家庭、会社、学校、友達とのコミュニティ、それぞれの場でそれぞれの役割を担っていて、そこから「自分の存在意義」や、「その場で生きている意味」を無意識で感じ取りながら生きている。

自分の役割に迷ってしまうと、途端に自分がそこにいる事自体に疑問が湧いてくる。意味がない、要らない人になったように感じて、自分を見失う。

「自分はいったい何なのか?」

「どういう意味があってここにいるのか?ここにいてもいいのか?」

そんな事ばかり考えて、役立たずな自分のその不甲斐なさに悲しくなって下を向く。
頭がいっぱいになっている時、自分の中に冷たい凄惨な臭いが漂っている。

いつものこの嫌な臭い。いったいどこから?
何の臭いなんだろう。

京都スピリチュアルジャーニーの話になると、クムは何度かこう言ってくれたことがある。

「あなたが手伝ってくれるから、このジャーニーができるんだよ。その位色々やってくれてるんだよ」

この言葉は素直に嬉しい。
心の中に、もし10人の小さい私がいたとしたら、3人は小躍りして喜んでいる。

その隣で、残りの7人は真に受けないように、のけぞって反発していた。
小躍りする3人の姿を横目で見た7人が、3人を取り囲んで厳重注意する。

「自己評価と、あまりにも違いすぎるだろうが!受け取る資格があるとでも思ってんの?調子乗んなよ!」

この言葉で、小躍りの3人は下を向き、10人全員が揃ってのけぞった。

満場一致の【受け取らない】。

せっかくの言葉が地面に落ちた。10人が落ちてしまった言葉を見て顔を見合わせるけれど、誰も拾おうとしない。

…でも、こんな自分を哀れんだ励ましの言葉だとしたら、少しはもらってもいいよね…?いいよね…。
念押ししながら、のけぞった10人に見つからないように拾い上げて、こっそりポッケに入れた。

”要らない自分”を持て余して何かに参加した後には、自分の中で反省会を開く。

『今回も、やっぱり何もできなかった。成長しない役立たず…』

自分のできなさ、無能さを責めたてる。
だからといって、どうしたらいいか分からない。何かができる気もしない。

ただ”役立たず”の呪文を繰り返し唱えて、自分の不甲斐なさに悲しくなって下を向く。

あぁ、またあの臭いだ。

いつも反省すると漂ってくる嫌な臭い。どこからくるんだろう?
この臭いを誤魔化すように、ポッケに隠していた言葉を取り出して眺めてみる。

「あなたが手伝ってくれるから、このジャーニーができるんだよ。その位色々やってくれてるんだよ」

改めて自分の行動を振り返るけれど、この言葉に見合うようなことは思い当たらない。

『この言葉に見合った役割を果たせていないって、毎回確認しているみたいだ。自分を励ます為に取っておいたはずなのに、思ってたのと、違う…』

そう思うくせに、その言葉を捨てることができなかった。
大切に、またこっそりポッケにしまう。


悲しさと苦しさが体の中に溜まって、それを自力で抜くこともできず、どうしようもなくなっていた。
自分が何をしたいのか、好きな事が何なのか、どうやったら今の苦しさが解消されるのか、さっぱり分からない。

自分を我慢し続けてきた成れの果てが、ここなのか。
今となっては、何故悲しいのかも、何を我慢していたのかも、もうよくわからなくなってしまった。

頭の中が散らかって収集がつかない。早く自分を取り戻さないといけない。

我慢だと気付かずにまた同じ事を繰り返すと、今度はもっと厄介になる気がするから、慎重に自分を見直す必要がある。

暗く痩せこけていたのを見かねてか、クムがメッセージをくれて、ロミロミを提案してくれた。
どうしようもない体と心をひっさげて、「よろしくお願いします」とお辞儀をした。

次回、やっとロミロミのお話がでてきます…。どん底にいた自分に、ロミロミが大きなヒントと励ましをくれます。第3話に続く…

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